中継組織「NPO法人コ・ラ・ボ埼玉」発足! |
平成17年(2005年)3月2日、「コ・ラ・ボ埼玉」がNPO法人として認証され、3月9日に法人登録を行いました。「NPO法人コ・ラ・ボ埼玉」は市民とNPO、NPOと行政、NPOとNPO、行政と市民の「つながり」を“コーディネート”する中継組織の創出を使命として発足した団体です。今後の活躍が期待されます。詳しくは「NPO法人コ・ラ・ボ埼玉」のホームページをご覧下さい。 |
コ・ラ・ボ埼玉ホームページ http://www.collabo-saitama.jp/ |
不登校や引きこもり、発達障害など、子育て問題に幅広く対応していくため、個々に活動するNPO(特定非営利活動)とNPO、NPOと市民、NPOと行政の関係を調整していく中間支援組織「コ・ラ・ボ埼玉」がこのほど発足した。代表理事の望月泰宏さんは、「それぞれの使命を実行するために集まったNPOはさまざま。複雑化する子育て問題を解決していくためには、ほかのNPOや市民、行政との横のつながりが不可欠」と、中間支援組織の役割を強調している。 |
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平成17年(2005年)3月11日 埼玉新聞 |
平成17年(2005年)3月11日 埼玉新聞 | 平成17年(2005年)2月19日 朝日新聞 |
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4月からスタート! 子育てになやむ/心の相談室『コ・ラ・ボ』 |
平成17年(2005年)4月から、朝霞保健所とNPO法人コ・ラ・ボ埼玉の「協働」による「子育てになやむ/心の相談室<コ・ラ・ボ>」が開設されます。 |
平成17年(2005年)4月9日(土)、第1回「心の相談室<コ・ラ・ボ>」が始まります。毎月第2土曜日の午後1時から4時に開設し、ボランティアで集まる民間団体の代表や専門家などのスタッフが無料で個別の「聞き手」にまわります。 NPO法人コ・ラ・ボ埼玉の最初の活動として毎月1回行い、「問題」の“解決”を求めるのではなく、「話し手」(相談に来られた方)の“次のステージ”を一緒に考えることを目的としています。 相談に来られた方が、ご自身の生活範囲の中で『新しいつながり』を創って行く。そのための“コーディネート”という役割をこの相談室「コ・ラ・ボ」が担うということを目標にしながら、継続して活動していく予定です。※相談には「ご予約」が必要です。 お問い合わせ・申込み先: NPO法人コ・ラ・ボ埼玉 子育てになやむ/心の相談室「コ・ラ・ボ」 〒353−0007 埼玉県志木市柏町4−5−28 電話 : 048−487−3378 FAX : 048−487−0006 E-Mail :(担当:石田) |
子育てになやむ/心の相談室「コ・ラ・ボ」ホームページ (コ・ラ・ボ埼玉ホームページ内) http://www.collabo-saitama.jp/ |
平成17年(2005年)3月11日 埼玉新聞 |
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平成17年(2005年)3月12日 毎日新聞 |
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子育てがうまくいく時も、行かないときも・・ 『子育て支援シンポジューム』で意見交換 〜 支え合う関係と仕組みを創り出すには 〜 |
3月12日(土)、さいたま市立生涯学習総合センターにおいて『子育て支援シンポジウム 子育てがうまく行く時も、行かない時も・・・ 〜支えあう関係と仕組みを創り出すには〜』が行われ、70名の参加があった。前半は「児童虐待」「発達傷害」「不登校」「ひきこもり」について、それぞれの分野で活動されている4人のシンポジストが話し、後半は「むさしの学園」の望月泰宏がコーディネーターになり、会場の参加者も交え意見交換を行なった。 |
3月12日(土)、さいたま市立生涯学習センターで行われた「子育て支援シンポジウム」におけるシンポジストの話をお伝えする。 *「児童虐待」・・ NPO法人埼玉子どもを虐待から守る会/佐藤協子氏 周囲の人たちが「おかしいな」と思ったときには1人で抱え込まないようにして、関わり方を一緒に考えていき、家族を救うという視点が必要。 *「発達しょうがい」・・ NPO法人えじそんくらぶ/高山恵子氏 集中できないからこそ『ひらめき』が生まれる、つまり『見方を変えると長所にもなる』ということと、問題なのは二次的な“症状”であって、そのためには周囲の理解が不可欠。 *「不登校」・・ 小児精神科医/山下浩氏 「行きたいけど行きたくない」という、本当は何某かの理由があるけれども年齢的なものも手伝って上手く表現できないだけ、という話しや、“症状”が出るということは「何かがあるんだよ」というサインであって、それは本来「ない」方が良いが、その「何か」を体の方が知らせてくれているという話しが出た。逆に言えば、体がある程度「元気」でないと“症状”すら出ない、ということなので、「なぜ、そうなっているのか」を考えていくことが大切であり、『自分は今、立ち止まる必要がある』という見方が必要になってくるのではないか。 *「ひきこもり」・・ 埼玉新聞社/新井健治氏 ひきこもりの当事者への取材に基づいて、『引きこもっている人は概して真面目で気の小さい、良い人たちばかり』という話、『引きこもりを辞めたとき、自分の意識の中で、それまでは過去の“引っかかる部分”ばかりが気になっていたが、そういった悪い記憶が、ダムが壊れるようになくなっていった』という話など多くの事例を話した。取材して“引きこもり”の人は「危険だ」とか「ゼイタクだ」という“ひきこもり”というものに対する社会的な認識とは異なることを実感した、という。 後半は会場の参加者も交えて意見交換を行い、親の立場として、以前自分たちが経験してきたことを、いま現在、同じような体験をしている人たちと話すことができる、共有することができるという意見や、「誰かを責める」ということでは何も生まれないという意見、「失敗してもいいんだよ」というように『気持ちのいいインプット』になり得る言葉を持って、共に生活していくことが大切ではないかという意見が出された。 |
平成17年(2005年)3月16日 埼玉新聞 |
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第5回「子育てになやむ親の集い」 第6回「子育てに関わる団体があなたと一緒に考える会」 |
3月19日(土)、川口・中央ふれあい館において「第5回子育てになやむ親の集い」が行われ、20名以上の参加者がそれぞれの地域から集まった。「第5回子育てになやむ親の集い」ではNPO・行政、それぞれの取り組みについての報告があり、「第6回子育てに関わる団体があなたと一緒に考える会」では、「不登校」「発達しょうがい」についての2つの分科会に分かれ、参加された方々同士で話し合う時間を共有することが出来た。 |
3月19日(土)、川口・中央ふれあい館で「第5回子育てになやむ親の集い」が行われた。 田中泰江さん・・・朝霞手をつなぐ育成会 障害があると「かわいそうだ」とか「大変だ」というような社会的な認識があるが、「“しょうがい”って何だろう?」ということを考えてみると、周りの人たちがその子の事をよく理解しているかどうかによって“しょうがい”というものの本質が変ってくるということに気付く。色んな子どもがいるように、しょうがいを持つ子の親も皆、違った経験や経緯を持っている。 子どもと一緒に遠出できないんだったら『地元で』何かやろうと思った。『子どもを“変える”ことができないなら「社会を」変えればいい』。 見方を変えれば“苦しく”なくなった。『お母さんが笑ってなくちゃ、子どもは辛い』。今では本当にそう思う。 何もしないと「苦しいよ」とか「困ってるよ」というのが伝わらない。ひとつひとつの親の会は小さなものでも、横のネットワークをつくることで、大きな講演会なども出来るようになった。 増田良枝さん・・・NPO法人越谷らるごフリースクールりんごの木 90年、当時は不登校をしている子どもたちの居場所が少なかったが、学習塾のスペースを使い週1回フリースペースを始めた。子どもたちが「りんごの木」と名前をつけ、その2年後に「地域の教育を考える市民の会−越谷らるご」を創った。 2000年、私の息子が中心になってIDEC(世界フリースクール大会)の東京大会に参加した。スタッフよりも、子どもたちの「みんなと野球をしたい」という強い思いから参加を決め、打ち合せなどのために毎日集まれる場所が必要になり、「フリースクールのためのNPO設立準備会」を発足させた。 周りの見方で、子どもたちはどんどん良くなっていく。大人が勝手に思っていること、考えていることを振り返ってみれば、社会的な時間に縛られている子どもたちの「つらさ」もわかってくるのではないか。 五味宏道さん・・・(社)川口青年会議所不登校問題支援推進委員長 「自分たちに何が出来るだろうか?」ということを考えていくということからスタートした。 水上自然体験チャレンジスクールに参加して、「不登校生って普通の子どもなんだなぁ」と驚いた。直接子どもたちと関わって、帰り際に「もう帰っちゃうの?」と言われたりすると、やはり嬉しい。地元のお祭りなどで子どもたちと一緒になって踊ったり発表したりして、ひとつの「達成感」を味わいたい。 詰め込んだ知識で話したりするのではなく、自分の感じた事などをもとに話していかないと、相手のことも分からないし、自分たちのことも分かってもらえないと感じている。スローガンは『心で語ろう「不登校」』 斉藤秀一さん・・・朝霞保健所 “不登校”“とか“ひきこもり”というのは「現象」でしかない。状態そのものを考えると同時に、『どういうことによってその状態にあるのか』ということを整理することが大切。 “辛さ”の中には、どうも症状的な要因があったという時に、学齢期にもっとその人の声を整理することが出来たら、その人の人生、もっと変っていたのではないかと思ってしまう。“こじれる”前に、よりその方の自尊心が傷つけられる前に、どうにかならないだろうか、ということ。 「発生予防」としての保健所の役割というものが大きくなっている。 「第6回 子育てに関わる団体があなたと一緒に考える会」では分科会に分かれ、それぞれ「不登校」「発達しょうがい」について、親同士、自分の体験してきた事や、その過程で辛かったことなど、お互いに共感し、学び合う時間を共有 することが出来た。 |
チューリップ元気の会 NPO法人設立記念講演会 |
教育現場で直ぐに活かせる〜『いいところ応援計画』 |
講師 所沢市教育委員会 学校教育課健やか輝き支援室 阿部 利彦 先生 ◇ 特別支援コーディネーターはもちろん、全ての先生必見! ◇ 通常学級の中にいる発達障がいを持つ子どものサポート方法、 現場の知恵が満載! ◇ 机上の学問はもう要らない!実践方法、伝授! ◇ 全て事例、明日から特別支援教育に直ぐに取り組めます。 ◇ NHKハートフォーラム、YMCAセミナーなどで大好評! ■日 時:2005年4月24日(日) 13:00〜15:30 ■会 場:La Voie Lactee(ラ・ボア・ラクテ) 2F Orion(オリオン)の間 川越市脇田本町22-5 TEL:0492-43-6600 (会場HP http://www.lvl.co.jp/ ) 川越駅西口より徒歩3分 ■定 員 : 170名 ■受 付 : 12:30より ■参加費 : 1,000円(資料代含む) ■主 催 : NPO法人 チューリップ元気の会 ■後 援 : 川越市教育委員会 ★講演会に引き続き開催します。★ NPO法人設立記念パーティー ■日 時:2005年 4月 24日(日) 16:15〜18:15 ■会 場:La Voie Lactee(ラ・ボア・ラクテ) 2F Capella(カペラ)の間 ■受 付:15:45より ■参加費:4,000円 ■お申し込み方法 ※氏名、住所、連絡先(TEL、E-mail)を明記し下記に申し込み下さい NPO法人チューリップ元気の会 〒350-1137 川越市砂新田92 電話&FAX :049-246-2050 e-mail:tulipgenki@yahoo.co.jp ※FAX または E-mailにてお申し込みください |
チューリップ元気の会ホームページ http://tulip.main.jp/ |