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第5回公務員塾(G3) 
 提案型公共サービス民営化制度(我孫子市)

 10月1日()フォーシーズンズ志木において第5回公務員塾が開かれ、「提案型公共サービス民営化制度」など「新しい公共」を実践中の福嶋浩彦氏(我孫子市長)に話を伺いました。

第5回公務員塾

 少子高齢社会や財政状況の悪化から行政のスリム化の必要性を我々も認識はしているものの、我孫子市長の「公共自体を小さくするのではない。コミュニティの中で公共サービスを担う多様な民間を育て、大きな公共と小さな政府を目指す」、「新しい公共つくり出す」という話は、今後の地方行政の在り方を探るのに、大変興味深いものであった。

 我孫子市でスタートした「提案型公共サービス民営化制度」は、市の発想で民間に委託するかを決めるのではなく、行政がやるより私たちの方がうまくできると、企業やNPOなど民間の方から名乗りをあげ、民間の側から行政の仕事を奪ってもらうものである。今までの単なる委託と異なる発想には、思わず感心してしまう。また、中には行政といっしょに作り上げていくことが前提のラフ提案もあり、柔軟な姿勢の中で、行政と民間で新しい公共を作り上げていこうという我孫子市の意気込みが感じられた。

 「新しい公共」を市民とともに作りあげていくためには、市民と行政の信頼関係の重要であり、市民と行政の「協働」には、互いの「自立」が必要であり、一朝一夕に作り出せるものではないという。これは最も共感するところであり、我々も日々の積み重ねを大切にしながら、試行錯誤を重ねつつ、自分たちのまちの「新しい公共」をつくり出していかねばならないと思ったところである。(K・I)

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SAITAMA心の健康フェスティバル
in 志木

 10月28日()志木市民会館パルシティにおいて、《 心の健康フェスティバル in 志木 》が、NPO法人コ・ラ・ボ埼玉、埼玉県立精神保健福祉センターの共催で行われました。

 秋晴れの行楽日和の中「SAITAMA心の健康フェスティバルin志木」が志木市民会館パルシティにおいて10月28日に行われました。
 心の健康フェスティバルは、県立精神福祉総合センターなどが年2回行っているもので、今年度1回目としてコ・ラ・ボ埼玉も主催者として参画し、志木市、志木市社会福祉協議会の後援を得て実施したものです。
 「悩む子どもたち・悩む親たち」と題して、不登校・ひきこもり・発達しょうがいについて、20以上の支援団体のブース展示や体験発表、意見交換などが行われました。
 第1部は2会場に分かれて、不登校・ひきこもりの体験者や親の発表(コーディネーター斎藤秀一さん)と発達しょうがいの子どもを持つ親の発表(コーディネーター菊地礼子さん)が行われました。
 休憩を挟んで第2部「支援団体からのメッセージ」と題して「NPO法人越谷らるご」の増田良枝さんと「NPO法人チューリップ元気の会」(川越市)の溝井啓子さんなどからのお話に引き続いて、第3部として参加者を交えた「意見交換」が行われました。(ファシリテーター望月泰宏)
 意見交換は、小学校就学前からの年代毎に進行し、「不登校の原因がわからない。」、「メンタルフレンドの活用についてはどうか。」などの質問に対して「不登校の原因を突き詰めるよりは、現状を受け入れることをスタートに」、「本人の気持ちの状態に応じた対応が必要」などのアドバイスが行われるなど積極的な意見交換となりました。
 「誰でも、ひとりでは苦しい。だから、少し楽になりませんか」というフェスティバルのサブテーマのとおり、周りの人との連携・交流の重要性が再確認されたフェスティバルとなりました。(T・S)

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《9月号既報》
《 心の健康フェスティバル in 志木 》

 10月28日()志木市民会館パルシティにおいて、《 心の健康フェスティバル in 志木 》が、NPO法人コ・ラ・ボ埼玉、埼玉県立精神保健福祉センターの共催で行われます。

 10月28日()、《 心の健康フェスティバル in 志木 》がNPO法人コ・ラ・ボ埼玉、埼玉県立精神保健福祉センターの共催で行われる。場所は志木市民会館パルシティ。
 不登校・引きこもり・発達しょうがいなどの課題に直面し、悩みを一人で抱え込んでいる人たちが多い状況を少しでも打破しようという試み。詳細については、下記のチラシなどをご覧下さい。

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《9月号既報》
これからの公共は誰が担うのか?
公務員塾(G3)
ゴー・ゴー・ガバナンス第5回フォーラム

 10月1日()「これからの公共は誰が担うのか?」を共通テーマに公務員塾(G3 : ゴー・ゴー・ガバナンス)の第5回フォーラムが開催されます。今回は、我孫子市長の福嶋浩彦氏を講師にお招きします。(公務員の方を対象にしています。)

・テーマ:市民自治を理念に新しい「公共」を

 講師 福嶋浩彦氏(我孫子市長)

 平成17年6月に開講した公務員塾もはや5回目。平成18年度の共通テーマは「これからの公共は誰が担うの?」。今回は革新派市長として日本全国に名を馳せている我孫子市長の福嶋浩彦氏を講師にお招きした。「市民自治による公共づくり」を目指し、素晴らしい政策を実践している福嶋浩彦氏の<なま>のお話が聞けます。ゾクゾクしますよね。詳細については、下記のチラシをご覧下さい。

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埼玉新聞 平成18年(2006年)9月21日
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《9月号既報》
公務員塾 G3サロン
ゴー・ゴー・ガバナンス第4回フォーラム

 8月6日()フォーシーズンズ志木において、第4回の公務員塾(G3サロン)が開催され、「実際の指定管理者制度運用が織りなす光と陰について」と題した、株式会社アクティオの植村敏明氏の講演、懇談会などが行われました。

 株式会社アクティオは、テントなどを扱う会社を親会社に持ち、1970年の大阪万国博覧会におけるイベントを手がけたことを皮切りに、現在では指定管理者事業に積極的に取り組んでいる企業とのことです。
 官から民に移行する際の民間としての取り組み方、実際の選定や選定後の問題点など、指定管理者制度の運用で明らかになった事柄などのレポートがありました。

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写真提供 : コ・ラ・ボ埼玉 G3サロン