「発信21」 「発信21」へ戻る


『ちょっと遅めの春祭り』

inむさしの学園

’08.5.25(日)

 

 5月25日(日)、学園の駐輪場を開放して『ちょっと遅めの春祭り』を催した。沖縄で入梅宣言が出されたせいなのか、朝から雨!それでも準備開始宣言を出した。
 お父さんや男性スタッフ4人がかりで大きなテントをなんとか広げた。すると見慣れた駐輪場があっという間にお祭り会場へと早変わり。日ごろの私の行いがよいため、昨日からの雨も昼前にはやんだ。神は学園に幸せを送ってくれたのです。
 子どもたちはお母さんたちを手伝って野菜を切ったり、学園前の狭い道路でサッカーボールを蹴ったり、バトミントンをしていた。おしゃべりに夢中になってお母さんもいた。学園は『春祭り』に相応しく賑やかな風景に変身した。
 お腹一杯になったところでミニコンサート。実習生によるピアノとギターの演奏に、大きな拍手!!桑田さんの曲の弾き語りに、子どもたちよりもお母さん方がうっとりしていたようにも?!
 学園に来る曜日が違って、普段なかなか会う機会のない生徒同士が、同じ趣味の話に盛り上がっている姿、普段あまり面識のない子どもたちが元気に一緒に走り回る姿に日ごろとは違う子どもの輝きがあった。子ども同士が互いに与え合う力の大きさを実感した一日だった。また、子どもたちだけでなく、生徒・保護者・スタッフ皆が一緒の時間と場を共有した中で、かけがえのない何かが生まれた、と私は感じた。
 「集う」ことの大切さを実感し、今後の活動のパワーを得た『春祭り』。このように、また皆で素敵な時間を共有していけたら、と思った。

 

 


親サロン「ひと塾」あれこれ

 

 20年1月20日(日)に始まった「親サロン」は5月18日の開催で早くも五回目になった。回を重ねるごとに新しいメンバーも増え、話し合いも密度の濃い内容になっている。また、ご夫婦で参加される方が多いのもこの集まりの特徴的だと言える。
 「ひと塾」(昼間)の後のサロン(飲み会)も2回に1度位の割合で行われ、楽しさも倍増のようだ。5月は14名が参加。新しいメンバー(夫妻)の悩みに皆が真剣に耳を傾け、親身溢れる言葉で支援した。「親サロン」の会員数は24名になった(1月〜5月)。


市民活動支援事業補助金審査委員会

 

 5月21日(金)、和光市役所(埼玉県)で市民活動支援事業補助金審査委員会が開催された。委員会開催に先立ち、審査委員の委嘱式が行われ、野木実市長から各委員に委嘱状が手渡された。その後、プレゼンテーション・審査会が行われ、前期補助金事業として<こども・みらい・かこう>の企画提案が採用された。

 *審査委員会委員は下記の通り。
 庄嶋孝広氏(市民パートナーズ代表)、関正視氏(NPO法人耀の会代表)、望月泰宏(NPO法人コ・ラ・ボ埼玉代表)、成田茂氏(和光市企画部長)、富澤勝広氏(和光市市民環境部長)。<当学園代表の望月泰宏はが同委員会の委員長に推薦された>。
 


朝日新聞に代表望月の投稿記事掲載!

 

 朝日新聞(5月12日朝刊)の「私の視点」のコーナーに、引きこもりについて提言した学園代表望月泰宏の投稿記事が掲載されました。
 引きこもりのニ段階論や、孤立する親の心を癒すこと(家族関係の修復)が引きこもりに有効であるという、新しい視点を持つように示唆しています。
 また、現場で得た確かな手応えから、専門家による相談チームの全国展開を提言する姿勢は、待ったなしの現状を訴えるものです。

 ぜひ、ご一読ください。

クリックすると大きく表示します。