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私の年賀状

 

 むさしの学園代表を務めさせていただいている私(望月)の今年の年賀状を掲載させていただきます。

 

謹賀新年

 

今年のテーマ  「私はどんな介護をされたいのか」

 

 母(89歳)は右膝が悪く、自力でトイレに行くことが非常に困難な毎日を送っていた。昨年6月に自力で立つことが不可能になり、パニック状態。救急車で病院。入院生活。以来寝たきり状態での治療。しかし、日増しに食欲が減り、顔から生気が消え、4週間目に痴呆状態。その時、「治療」でなく「彼女の自尊心を核にした介護」➪「垂れ流しの排泄」を正常に戻すことの必要性を感じ「自宅介護」へ。ケアマネ・ヘルパー・訪問看護士・医師の連携による「自宅介護」。2ヶ月の格闘の結果、ポータブルトイレでの自力排泄が実現。生活意欲が増し、6月前に戻った。
この経験で分かったこと➜「出すことが重要で、食うことはその結果。介護は世話をすることでなく、活きる力を引き出すこと。現在の医療・介護のシステムで活きる意欲を引き出すには課題が満載。私はどんな介護をされたいのか&その仕組みづくりを今から考える必要がある」

平成21年元旦

 


 

‘08 むさしの学園冬まつり

〜クリスマス会〜
 

〜子どもたちが企画し、子どもたちが運営した冬祭り〜

 

 12月21日(日)、むさしの学園において『冬まつり〜クリスマス会〜』が行われました。生徒・卒園生・親・スタッフを合わせ39名が学園に大集合。狭い教室をフルにつかってのクリスマス会。ケーキやパン、りんご、お菓子…たくさんの差し入れを頂き、予想外に豪勢な立食会場も出現。皆大喜びでした。
 ハスミンスキ―(学園スタッフ)の手品に始まり生徒の飛び入りで盛り上がったバルーンアート、「むさしの劇団(実習生たち)」による人形劇では代表の美声も聴かれました。ベンチャーズの名曲をアコースティックギターで聴かせる生徒、手作りの「姫」コスチュームに身を包みエレクトーンによるクリスマスソングメドレーを披露する生徒、早いリズムを弾きこなすベーシスト、プロ並の弾き語りでお母様方を魅了する実習生T氏…。それぞれ個性的で素晴らしい出し物を、演者も観る者も共に楽しみました。ステージが終わるとビンゴゲーム。そして最後にサンタクロースから、今年一年たくさんの喜びをみんなに与えてくれた生徒たちにプレゼントが贈られ、『冬まつり』はお開きとなりました。
 この日のために、ギターやベース、キーボードを練習して来た生徒。学園でツリーや教室を飾るクス玉をみんなでわいわい作ったり、参加者みんなが入れるように教室の模様替えをした生徒。当日も早く来て、スタッフを手伝ったボランティアの卒業生。今回のクリスマス会は子どもたちと一緒に企画会議をするところから始まり、皆で協力し合って創り上げたもの。その成果を多くのお父さん、お母さんたちに見て頂けた事は私たちスタッフにとっても嬉しいことでした。

 今回は学園の教室を使用してのイベント。準備や片付けなど不安要素が多々ある中、卒業生たちが率先して行動。そんな背中を見て生徒たちも机や椅子を運んだり床を拭いたり…。みんながとても頼もしく思え、またその優しさに心が温かくなりました。
 生徒・卒業生・親サロン…皆様の支えあってのむさしの学園。これからも、みんなが集うあたたかな居場所で在れたらしあわせ、と思うのでした。(ここは、私たちスタッフの居場所でもあるのですから。)

 


20年12月の「親サロン」より

 

 今月の親サロンには9名の会員が参加。子どもにかかわる近況報告が行われました。今回テーマとなったのは「お金の価値」と「労働」。中高生にもなると遊ぶのにもオシャレをするのにもお金がかかるようになります。お小遣いだけでは足りずアルバイトをする子どもも少なくありません。それはごく自然な事で、親の目の届く範囲であれば社会勉強にもなるのではないでしょうか。焦点となったのは、そこで得ることになるお金の価値についてです。若者(少なくとも私)にとってお金そのものに対する価値意識は低く、「消費行為」にこそ意味があること。「遊ぶお金」のためならアルバイトで充分、「仕事」にするなら何か大きな意味ある・価値ある・やり甲斐ある…「自己実現」できるようなものでなければと「就労」に対するハードルを自ら引上げてしまうこと。…それは社会に希望が見出せない「今」を生きる若者たちに共通した傾向なのではないでしょうか。
 そんな時代だからこそ、希望を持たせてあげられるような大人たちの姿が必要だと言えます。苦しいばかり、辛いばかりの仕事や生活ではなく、そこにも達成感ややり甲斐がちゃんとあること、華やかではなくとも「オトナ」だって結構楽しいんだよ、と…例え、それがポーズになってしまうときがあっても…せめて伝えていけたらと思うのでした。(柴田)

 

親サロン:今後の予定

 

21年1月25日(日)、2月15日(日)、3月15日(日)
時間(2:30〜5:00) 会場(新座ほっとプラザ)
ご参加をご希望なされる方はお電話にてお問い合わせ下さい。
電話(048−487−0006)


和光市協働推進庁内講座

 

 20年12月18日、本学園代表の望月が講師の「和光市協働推進庁内講座」が和光市役所内で開催された。和光市協働推進庁内調整委員会・協働推進ワーキングチームメンバーが参加、「協働のまちづくりの重要性とその困難さ」についての話し合いが行われた。職員から「困難さ」についての発言が多かったが、「重要性」についての議論が薄いように感じられた。ただ、21年3月25日には和光市内の市民活動団体と行政職員の話し合いが行われる予定なので、その出発点としては十分だったのではないだろうか。


埼玉県ひきこもり支援連絡会議

 

 20年12月19日、ひきこもり支援連絡会議が埼玉会館で開催され、本学園も参加した。居場所作りの活動を行っている県内の民間団体、引きこもり支援の事業に取り組んでいる県内の保健所、精神保健福祉センターなどが活動状況を報告し合った。ひきこもり対策の事業が「保健医療部疾病対策課」に移っての最初の会合ということもあり、残念ながら顔合わせ程度の会合に終わった感がある。ただ、21年度には新しい方向性の事業展開をしたい、との行政側の発言もあり、期待したい。


助成NPOと「ネット21運動・運営委員会」の交流会

 

 20年12月22日、助成NPOと「ネット21運動・運営委員会」の交流会がさいたま市で開催された。助成されたNPOの活動状況、「ネット21運動」とNPOの今後の連携と協働についての話し合い、情報交換が行われた。


学園代表の活動記録(20年9月〜12月)

 

(9月)
11日:埼玉県・第一回登校支援会議
12日:埼玉県・第三回非行立ち直り支援協議会
13日:心の相談室コ・ラ・ボ
28日:第九回公務員塾
(10月)
4日:心の相談室コ・ラ・ボ
5日:親サロン
10日:和光市・市民活動支援事業補助金審査委員会
13日:バーベキュー大会(むさしの学園・秋祭り)
17日:日本PTA関東ブロック埼玉県大会・助言者(熊谷)
22日:三島市を訪問
(11月)
1日:心の相談室コ・ラ・ボ
4日:和光市・協働推進講座打ち合わせ
13日:埼玉県・第二回登校支援会議
15日:全国人づくり塾長会議(全国大学地域再生ネットワーク)
16日:親サロン
19日:NPO応援・物品助成プログラム」パソコン授与式(大宮)
28日:埼玉県・疾病課職員来園(ひきこもり対策)
28日:富士見市・市民活動支援課職員が来園
28日:第十回公務員塾打ち合わせ
(12月)
1日:埼玉県・教育委員局生徒指導室が来園
10日:学園理事の木野先生が来園
13日:心の相談室コ・ラ・ボ
14日:親サロン
16日:県南西部地域振興センターが来園
18日:和光市・協働推進講座講師
19日:埼玉県・ひきこもり支援連絡会
21日:クリスマス会(むさしの学園・冬祭り)
22日:「NPO応援・物品助成プログラム」助成NPO懇談会


「心の相談室コ・ラ・ボ」開催日

 

2月7日・3月7日・4月11日

 

 詳細については、

NPO法人 コ・ラ・ボ埼玉のホームページ

「心の相談室 コ・ラ・ボ」−「案 内、相談日、場 所」をご覧下さい。

 


望月が通いつめる場所
第2回(食べ物編)

 

いわし定食「中嶋」
<昼食限定>

 

 新宿にある有名な和食料理の「中嶋」で、昼食限定「いわし料理」のみの定食を食することができる。さしみ・フライ・煮つけ・塩焼き・柳川などの定食。ご飯、味噌汁、漬物がこれまた美味い。それに安い。だから、いつも満員。
 私が食べる回数の多いのが「フライ定食」。これほどきれいに揚げられたフライは望月のエリアでは他にないからだ。
 味も然ることながら、板前さんをはじめ従業員の働き振りが素晴らしい。清潔、てきぱき、しなやか。見ていて気持ちがいいのだ!やっぱり格式のあるお店の従業員は違うなあ。


 「中嶋」で満足し、新宿御苑で散歩、花を堪能。私の至福の時間である。

 

 ただ、時として「いわしの入荷がないため臨時休業」なんてこともある。45分かけて行ったにもかかわらず!でも不思議に怒りは出てこない。何故かって?それだけ素材が新鮮だってことですよね。

情報は、検索エンジン等で検索して下さい。

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