「ひと塾」3月親サロン報告
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15日(日)、今までで最多となる13名の参加を得て「ひと塾」親サロンが行われました。 |
「不登校の子を持つ保護者のためのセミナー」 |
むさしの学園および「ひと塾」は、3月8日(日)「不登校の子を持つ保護者のためのセミナー」(埼玉県教育委員会主催)に参加しました。当日は二〇〇名の会場に四〇〇名近い保護者、教育関係者が集まり、急遽別室にモニター設置会場を設けるほどの盛況ぶり。第一部では「待つこと」と「待ち方」をテーマとして東教授(埼玉大)の講演が行われました。 |
(柴田) |
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「NPOと県との協働推進ミーティング」
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2月4日(水)、「NPOと県との協働推進ミーティング」がさいたま市民会館うらわで開催され、多くのNPO団体の提案を軸にして県行政担当課とNPOがミーティングを行った。本学園代表の望月が代表のNPO法人コ・ラ・ボ埼玉は「学校現場と民間機関<フリースクール・親の会等>の協働作業の可能性と求めて」をテーマにした提案を発表、県教委の生徒指導室と話し合いが行われた。
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テーマ |
学校現場と民間機関(フリースクール・親の会等)の協働作業の可能性を求めて |
1 NPOと県との協働が必要と考えられるテーマの説明 |
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不登校・発達障害傾向の児童生徒たち及びその保護者が抱えている課題は非常に複雑であり、様々な角度からのアプローチが不可欠です。従って、家庭・学校・民間機関・医療機関・相談機関皆で情報を共有し、一緒に考えていくことが必要です。しかし、その仕組みが整っていないのが現状です。特に、学校教育現場と民間機関の連携は皆無です。民の方では少しずつでが、協力体制は整い始めています。NPO法人フリースクールむさしの学園の呼びかけで、2003年6月に「子育てに悩む親の集い」ができ、その集いを通してさらに「子育てにかかわる団体があなたと一緒に考える会」ができ、団体同士、親同士、団体と親の連携が深まりました。またNPO法人コ・ラ・ボ埼玉が2004年2月に「子育てになやむ親へのガイドブック」、2006年2月に「新版:子育てに悩む親へのガイドブック」を発刊し、民での繋がりは一層密になりました。この本は埼玉県内の学校教育及び子どもにかかわる行政担当機関全てに無料で配布しました。官と民のパイプ役にしていただきたいと考えたからです。しかし、学校教育と民間機関の連携の必要性が叫ばれているにもかかわらず。学校教育現場と民間機関の連携は未だになされていません。というのも、全ての情報が教育委員会または学校長止まりになり、現場の教職員まで伝わらないからです。連携が本当に必要なのは「学校及び民間機関の現場に関わる人たち」です。そのためにも双方の「情報の共有」を核にした真の連携を図ることが必要なのではないのでしょうか。 |
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2 行政との協働が必要と考える理由,行政の役割として期待すること等 |
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私たち民間機関は学校教育現場の人たちと話し合いをもつことがなかなかできないのが現実です。前述の「子育てになやむ親の集い」はテレビ・新聞などで大きく取り上げられましたが、教職員の参加は毎回ゼロに近い状態でした。また、生徒指導室が調査したアンケートによれば「民間機関の情報を知りたいがその手立てがない」という回答が多かったそうです。ではどうしたら情報の共有を通して連携を図ることができるのでしょうか。<全ての子どもたちは必ず進化している>という命題の基で、学校及び民間機関の現場に関わる人たちの協働作業の可能性と求め、下記のような事業を行う必要があると考えます。@ 各小中学校の担当教職員に対して民間機関の活動をお知らせするA 各小中学校の担当教職員に民間機関の活動現場を見学する機会を与えるB 各小中学校の担当教職員と民間機関の人たちが情報交換及び話し合いの場面を創出するそこで埼玉県教育委員会の呼びかけがどうしても必要になってくるのです。この協働事業をより効果的な事業にするためには、NPOと生徒指導室の話し合いのプロセスを重視し、埼玉県教育委員会が目指す内容を鑑み、上記の事項に加味したり、上記の事項を修正しながら事業を遂行していくことが大事だと思います。 |
第4回非行立ち直り支援協議会が開催される
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2月5日(木)、第4回非行立ち直り支援協議会が開催され、本学園代表の望月が委員として参加した。20年10月1日からスタートした「青少年立ち直り支援サイト」へのアクセス数は21年2月5日現在で2,338件であるとの青少年課からの報告に対し、委員から「実質的に対応できたのはどうだったのか」という質問が出た。アクセスから次の場面への移行はまだまだという感じだった。21年度にはその点を踏まえた協議会運営が最大の課題になるはずだ。 |
NPO団体交流会(富士見市)、大成功!
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2月14日(土)、NPO団体交流会(富士見市)が鶴瀬西交流センターで開催された。 |
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第二回ホームレス総合相談推進委員会が開催される
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2月20日(金)、第2回ホームレス総合相談推進委員会がさいたま共済会館で開催され、本学園代表の望月も参加した。主な議案は「埼玉県ホームレス自立支援実施方針」の検討だった。「今ままで実施して効果を挙げてきた総合相談会をもっと重視したほうがよいのでは、最近の話題の派遣村等に起こっている問題と重ね合わせすぎているのではないか」など色々と意見が出された。せっかく現場に近くなった事業が現場から離れていくような気がしてならなかった。現場を重視した事業も時がたつと「形」の事業になっていくのが行政なんだなあ、とつくづく感じた会議だった。 |
埼玉県南西部地域NPO連絡会(仮称)設置準備会が開催される
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3月1日(日)、埼玉県南西部地域NPO連絡会(仮称)設置準備会が開催され、31団体・5市町村担当職員が参加した。多くの団体・職員の参加があったのは連絡会への期待と比例した結果と考えられる。連絡会の趣旨説明、連絡会規約などが南西部地域振興センターから提示され、活発な意見が交わされ、いくつかの訂正事項を含め案がまとまった。また、連絡会の会長には本学園代表の望月が選出され、副代表には小杉武さん(NPOゆめつるせ代表)、石井ナナエ(ふじみの国際交流センター代表)が推薦された。これらの事項は6月27日(土)に行われる第一回南西部地域NPO連絡会で承認され、会として正式に発足する運びになる予定。なお連絡会の事務局は南西部地域振興センターの置くことになっている。 |
第十回公務員塾を開催
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2月7日(土)、第十回公務員塾が志木市のふれあいプラザで開催され、関幸子さん(秋葉原タウンマネージメント<株>)が公務員さんに熱い話を語った。当日のお話内容を戸崎さんが非常に細かくまとめて頂き、当日参加できなかった方々に公務員塾のMLで流していただきましたのでその原稿を戸崎さん(千葉県庁)のご許可をいただきましたので下記に掲載させていただきます。 |
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望月が通いつめる場所
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3月23日(月)、大学時代の友人2名と栃木の大田原市のお寺へお墓参りに行った。大学時代からずっと色々な形で深く交わりのあった亡き友人のお墓参りだった。那須塩原駅で下車し、レンタカーを借りてお寺に向かった。お昼時だったのでインターネットで調べた蕎麦屋さんに立ち寄った。4名席が4テーブル、2名席が1テーブルという小さなお店だった。入ってきた私たちの顔を見ながら笑顔で発した「いらっしゃませ」の声が清潔感溢れる、心底明るいトーンだった。都会には出会えない、田舎人特有の気さくな応対に「この店、当たり!」と感じた。案の定、美味しいお蕎麦だった。私の注文したお蕎麦は「辛味大根のもり蕎麦」。辛味大根の汁とお味噌(市販のお味噌か調理したお味噌か聞かなかったが)を蕎麦つゆに入れて食べる。今までに味わったことがない風味ある美味しさだった。もちろん蕎麦は極上の美味しさ。後から来店したお客が注文した時、こっそり厨房に注目していたら、注文された分だけ蕎麦を切っているのにはびっくりした。作り置きしておかないのがここの店主のこだわりなのだなあと感心した。金粉郷産蕎麦を蟻巣石で出来た石臼で挽いた自家製粉で生真面目に作った蕎麦に出会えたことを亡き友人に感謝した。
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