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第6回地域政策セミナーで講演
〜高崎市〜
「市民と行政の協働を楽しくさせるコツ」

 10月1日(土)高崎市市役所で「市民と行政の協働を楽しくさせるコツ」について本学園代表の望月が講演を行った。

 10月1日()高崎市市役所で「市民と行政の協働を楽しくさせるコツ」について本学園代表の望月が講演を行った。講演の内容は、行政と市民・NPOの協働の様々な事例、『市民・NPO・地域のお力を借りて』という行政言葉の裏側に潜むもの、志木市民委員会第一期の流れ、市民・NPOが行政を巻き込む協働型(子育てになやむ親の集い連絡会・心の相談室/コ・ラ・ボほか)、行政と市民の協働を楽しくさせるコツなど。

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『子育て講座』で講演
〜越谷市西方小学校〜
「家庭教育力はいま本当に低下しているのか」

 10月3日(月)平成18年4月に越谷市西方小学校へ入学する児童の保護者を対象の「子育て講座」で本学園代表の望月が講演を行った。

 10月3日、平成18年4月に越谷市西方小学校へ入学する児童の保護者を対象の「子育て講座」で本学園代表の望月が講演を行った。子どもに関わる事件が問題視し、その原因として「家庭教育力の低下」を指摘する社会風潮に対し、望月は子どもに関わる様々な問題の原因を「家庭教育力の低下=母親力の機能の低下」に集約してはいけない、社会の問題として考えていくことが大事、社会の風潮に負けることなく母親は自分の子育てについてもっと自信を持つことが大事、そのためには子育て真っ最中の仲間作りが必要、と訴えた。

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第2回「ゴー・ゴー・ガバナンス」大好評!
「カウンターを超えて」

 10月15日()ゴー・ゴー・ガバナンス第2回フォーラムが開催された。講師の石田幸彦氏(八王子市役所)が自らが実践してきた話に参加者はみな聞き入っていた。

 講師の石田幸彦氏(八王子市役所)が「八王子ランドマーク研究会」をはじめとする種々様々の分野で自らが実践してきた熱い話に参加者はみな聞き入っていた。「自分たちの町は自分たちがデザインする。そのためにはコーディネーターが必要」という最後の言葉が印象的だった。参加者のアンケートの中にも「とても元気が出た」「生き方が参考になった」「熱い思いがこめられている」「非常に説得力があった」などの言葉が書かれているように、参加者たちは強烈なビタミン剤を注入された様子であった。
講演終了後には「G3サロン」のサロンの部。大部分がそのまま移動し、遅くまで交流を楽しんだ。地域を「越えた」公務員の交流は「越えた」ではなく「超えた」といった方が的確である時間と空間だった。

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<9月号既報>
子育てに悩む親への地域における
継続的な支援を考えるシンポジウム

 7月19日(火)浦和コルソ7階ホールにおいて、埼玉県主催による「子育てに悩む親への地域における継続的な支援を考えるシンポジウム」が開催されました。NPO法人コ・ラ・ボ埼玉理事長の望月泰宏がコーディネーターとして参加しました。

 「子育てになやむ親への地域における継続的な支援」を考えるシンポジウムが、7月19日(火)、浦和コルソ7階ホールで開催され、NPO法人「コ・ラ・ボ埼玉」代表理事、望月泰宏がコーディネーターをつとめました。
 少子化に歯止めがかからない今日の状況とともに、子どもを取り巻く環境の厳しさや子育て支援のあり方など、様々な意見のある中、乳幼児期、義務教育期、義務教育終了後というライフステージに応じて、子育て中の親に対する継続的支援を行うため、関係諸機関がどう連携し取り組んでいくかを考えるシンポジウムです。
 埼玉県知事上田清氏の挨拶の後、シンポジストの大日向雅美氏(恵泉女学園大学教授)、汐見稔幸氏(東京大学教授)、高橋史朗氏(埼玉県教育委員・明星大学教授)、山下浩氏(小児精神科医)による発表に続き、子育て支援のための連携の可能性、方法等が話し合われました。

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<9月号既報>
埼玉県教育委員会委託事業
彩の国スーパーサマースクール

 8月10日(水)〜8月12日(金)、埼玉県伊奈町にある埼玉県県民活動総合センターにおいて、埼玉県教育委員会主催、フリースクールむさしの学園事業主体で「17年度スーパーサマースクール」が行われました。子どもたち・スタッフ合わせ27名で2泊3日の時間を共に過ごしました。
 今回のスーパーサマースクールでは、早稲田大学大学院の院生の皆さんに「キャン友スタッフ」として参加していただき、活動の中心になっていただきました。また財団法人いきいき埼玉をはじめ、Tシャツ作り、陶芸、レクリエーションの講師の方々にご協力いただけたこともあり、充実した3日間となりました。協働の三日間だったと言えます

 8月10日(水)〜8月12日(金)、埼玉県県民活動総合センターで「17年度スーパーサマースクール」が行われました。県内各地からの応募があり、子どもたち、スタッフ合わせて27名が集まりました。その他に、ボランティア講師の方々、現地スタッフの方々など、お陰さまで多くの方々にご協力頂き、無事に3日間のプログラムを終えることが出来ました。9月18日には同センターにおいて「同窓会」も予定しております。
 1日目は名札作りやゲームを通じて交流を深め、Tシャツ作りではそれぞれ個性溢れる魅力的な作品を創り上げました。講師の方からも、「皆さんスゴイ集中力でしたね」とお褒め頂き、夕食には「特製カレー」をみんなで食べました。最初は表情の硬かった人も、この頃には自然と柔らかいものとなっていました。
 2日目は陶芸作りを通じて、自分の「作品」を創ると同時にお互いに「作品」を通じた笑いや関わりが生まれ、終始暖かい雰囲気で行われました。講師の方からも、「他の講座の時など、中にはいい加減に作る人とかもいるけれど、今日は全員が集中して、しっかりとした作品を創っていました。」と、またまたお褒めの言葉を頂きました。
 バーベキューでは、3つのグループに分かれ、それぞれの火を自分たちで管理しながら、美味しい夕食となりました。
 3日目は「ぷちりんぴっく」と題して、レクリエーションを行いました。4チームに分かれそれぞれ自分たちのチーム名を付け、グループで協力する種目や、みんなで考えて答えを導き出すゲームを行いました。その過程では、3日目ということもあり、お互いに気心も知れて冗談を言い合ったりしながら、それぞれのペースでゲームに参加しているのが印象的でした。「とんちクイズ」などでは、思わぬ人から思わぬ“答え”(珍解答)が出されて、みんなを笑わせてくれる場面もありました。
 また埼玉県教育委員会生徒指導室の「ジローさん」「きたろー」が特別参加してくださいました。(珍回答の主はだあーれ?)。 また、1日目と3日目には本学園代表の望月(村長さん)を交え保護者会を行い、保護者の方同士が「子育ての難しさ」をキーワードに時間を共有し、最後まで話しが尽きませんでした。
(記事:石田 歩)

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<9月号既報>
平成17年度 第1回
『ひとり親家庭子育て支援セミナー』

 8月28日(日)、With You埼玉において「17年度ひとり親家庭子育て支援セミナー」が行われました。本学園代表の望月が「ひとり親家庭」をテーマに講演をし、県内各地から約50名の参加がありました。

 8月28日(日)、With You埼玉において「17年度ひとり親家庭子育て支援セミナー」が行われました。県内各地から約50名の参加があり、本学園代表の望月が「ひとり親家庭」をテーマに講演を行いました。
 「ひとり親家庭」という言葉に対して「1.5親家庭」、「2.5親家庭」という言葉を使い、祖父母と一緒に暮らしている例や二人親と祖父母で暮らしている例などをあげ、『例えどんな家庭であれ“良い場合”も“悪い場合”もある』という前提から、「ひとり親家庭」だから悪くて「ふたり親家庭」だから良いということではないということを強調しました。

 「子どもと言ったら母親」という“母性神話”がある。それは男社会が作ったイメージ。母性とか父性というのは、『生活の「中」から』育まれていくもの。元来持っているというよりは、生活していく「中」で育っていくもの、という認識から始めよう!と訴えました。
 <子どもも他人!>
 「自分の子どもはかわいい」というのは当たり前だけれども、『子どもも“他人”であって、自分の子どもであると同時に「社会の子」なんだ。自分に任せられた「他人」なんだ』と思っていないと、無意識的に“父親がいないから…”と母親が気負ってしまい、“母性神話”から来る「母親像」というものに縛られてしまう。
 経済的な大変さもあるけれども、「心の生活」の方が大切。子どもに向かって「あなたの為にやってるのに…」と言っても、何も始まらない。百害あって一利もない。『あなたがいるから生活が楽しい』という親の楽しい気持ちを子どもたちが感じられてこそ、子どもたちは育っていけるのではないだろうか。
 そういう意味でこれからは、“子育て”ではなく、『子育ち』というように考えていかなくてはならない。自分が子どもを“育てる”のではなく、親と子どもの共同生活の場所で親が子どもを「育み」、子どもが「進化し、育っていく」というように考え直してほしい。『どのような状況においても、子どもは進化している』と、大人が心から信じることが大事です。
 悪い所を探すのは簡単。「ダメ!」という言葉より、良い所を探して「良かったね」「・・・が良かったね」と部分で誉める。「いいねー。でもこれはお母さん許せないなー」と、譲れない部分は主張する。そういう「ダメ」の伝え方もある。「ダメ」の連続、いつもダメと言っていては効き目がなくなってしまう。何が、どのような点でダメなのかを子どもに理解させる叱り方が必要です。
 ひとり親家庭などと気負ってはいけません。自分たちなりの「家族」というものを親と子で創っていく意識が大事です。「父親の代わりをしなくては・・」「母親の代わりをしなくては・・」などと悩んではいけません。もっとリラックスして…。親と子で確認しあいながら、自分たちに合った家庭を築いていていくことが必要です。

 講演中、話しを聞きながら涙する方や、終了後個人的に望月と話しをして涙する方がいました。話しをする側も聞く側も、共に得るもののある大変素晴らしい講演会となりました。
(記事:石田 歩)

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<9月号既報>
えっ?!むさしの学園に小学校のセンセイ?

 8月8日(月)〜8月27日(土)にかけて6回に渡たり、千葉県船橋市の小学校の先生Aさんが、むさしの学園に「研修生」として来てくださいました。20代の女性の先生で、普段は低学年の担当をされているそうです。

 8月8日(月)〜8月27日(土)の間、計6回、千葉県船橋市の小学校に勤務している先生が、むさしの学園に「研修生」として来てくださいました。船橋市が教職員の教育研究奨励のために「教育事情調査研究事業」の一環で本学園に研修生と派遣されたものです。
 A先生は、普段は低学年の担当をされていて、フリースクールに非常に興味があり、インターネットを調べ、むさしの学園を選択したそうです。当学園としては「光栄の至り」。 A先生はとても優しくて柔らかい方で、子どもたちの話しをじっくりと聞いたり、子どもたちが学習している時には、ご自身もメモを取られたりして、非常に熱心な方でした。
 短い間でしたが、ありがとうございました。また、いつでも遊びにいらしてください!
(記事:石田 歩)



<9月号既報>
ゴー・ゴー・ガバナンス第2回フォーラム

 日本は変わりますか?戦後60年を迎えた自治体のあり方はどうなるのだろう?このようなことを我が身に置き換えて行政職員も悩んでいます!
 そこで、チーム名:ゴー・ゴー・ガバナンス(略称・G3サロン)は、行政職員が一緒に考え、情報を共有しながらチャレンジしてみようとする仲間の場づくりとして、本年6月に発足記念フォーラムを開催しました。
 このたびは、さらに多くの仲間との出会いの場、新たな気づきの場とするため、第2回フォーラムを下記のとおり企画しました。より多くの皆さんのご参加をお待ちしています!(参加対象は公務員となっています。)

【第1部】 講演  「カウンターを超えて」
  講師  石田幸彦氏(八王子市役所)
日 時: 平成17年10月15日(土)16時開会(15時45分開場)
場 所: にいざほっとぷらざ4階多目的室(志木駅南口直結)
新座市東北2−36−11(TEL 048−486−8623)
参加費: 1,000円(資料代・会場利用料等)
【第2部】 懇親会  石田さんと意見交換を楽しみましょう
日 時: 平成17年10月15日(土)18時開会(予定)
場 所: 駱駝亭(らくだてい)
志木市本町5−24−3(TEL048−473−7973)
参加費: 3,000円

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<9月号既報>
新連載 武漢だより
「大学への道」

 鈴木さんは、むさしの学園代表理事望月泰宏の高校時代の同級生です。定年後、武漢大学の学生となりました。9月号よりそのキャンパスライフの一端を披露して頂きます。

 こんにちは! 鈴木です。9月初旬に武漢に戻って各種手続き、新しいクラス分け(本科3班)、引越しなど同時に進行したため結構忙しく、また新課程では結構なボリュームの宿題ばかり。そんなこんなで久しぶりのたよりです。

 日本の4月開始学期とは異なり、中国での新学期開始は9月。今月は新入生であふれてますが、中国の大学生最初の過程として今月初旬から新入生(男女とも)に対する教練が始まりました。軍隊から教官が来て、軍事パレード(足を30度前後上げての軍隊調行進)、格闘技等々大学内運動場での実施し毎日朝八時から夕方五時まできっちりです。大学生は超エリートで、大卒履歴以上の全人口に占める割合は1%〜2%ともいわれてます(注:人によってはこれよりかなり多い数字を言いますがそれでも前半1桁)。畢竟、大学への門は狭く、武漢大学などは高校の成績で上位4%以内が最低線。その難関を突破してきた新入生への教練です。今月いっぱい続くようで、運動場を通常使用している人々はもろに影響をうけています。

 因みに今年度武漢市内で高校卒業する生徒数だけで23万人(武漢人口は約800万人弱)おり、全国レベルの同年齢人口を単純推測計算(全人口13億で算定)すればその特定1年間の年齢層だけで約4千万人弱となります。各大学の生徒数が多いこと、また入学試験が極端に大変なことも理解できます。因みに高校卒以上の学歴レベルの累積総人口は全人口(13億人)の10%強(教科書上の記載数字、数字を高めに言っている人でも20%以内との表現)のようです。

 写真はこれから教練に向かう学生達、及び後方に映っているビルは小生の移り住んだ建物です。部屋は23階にあり家具つき、台所、バストイレ、寝室(2部屋)及び居間で内容も日本の最近のマンションと余り変わらず合計100平方メートル強、大学正門からも200メートル程度の近さ、多少広めですが短期なので一人暮らしとしました。大学内の外国人留学生寮は部屋が狭く、またガス、鍋など何かと不自由(1人部屋は厨房なし)をかこっており、新宅の便利性もあり小生宅へは学生が頻繁に来て溜まり場となり、学生達(主にアジアの女子学生)が結構国際的郷土色豊かなご馳走を作ってくれます。更に必要に応じて建物5階にある食堂から安くて美味しい菜が出前可能で重宝してます。因みに冷えた麦酒なども出前可能であり、且つ大瓶1本の値段が30円、小生とって大変な魅力です。
再見

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<9月号既報>
みんなで子育て トーク in ふじみ
山田 真さん講演&座談会
しょうがいを持つ子と どう暮らす

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